2012年6月27日水曜日

祝・堂々、インターハイ出場!!

ついに、明戸地区から全国高校総体(インターハイ)出場選手が登場しましたぴかぴか(新しい)
現在、宮古高等学校3年に在学中の中里優実さんです。
円盤投げで県高総体を3位で通過し、東北大会に出場。
東北大会では自己ベスト34.94メートルで見事6位に入賞しました。
そして、7月28日から開催される「北信越かがやき総体」(陸上は新潟市)の、
出場切符を手にしたのです。

優実さんは、中学から陸上に取り組み、高校では、ただ一人の投てき選手とのことです。
練習は、他のクラブと校庭を共有のため、なかなか円盤を投げることはできないそうですが、
地道な努力の結果、今回の好記録に繋がったようです。

実は、お父さん(正彦さん、明戸の元気応援団監事)も高校時代円盤投げの選手だったそうで、
そのアドバイスの効果もあったとか。あせあせ(飛び散る汗)

明戸?いや、田野畑村にも明るい話題となっていますし、
後輩となる小中学生の刺激、目標にもなっているようです。
是非、全国入賞を目指し、頑張って欲しいと思います。

フレーexclamation×2
フレーexclamation×2
優実晴れ

2012年6月21日木曜日

お便りと、新作Tシャツ注文いただきました!

おすぱらぐ第7号を6月はじめに発行し、
出身者の皆様にお送りしました。
その中には明戸の新作Tシャツの紹介と、
注文の案内をさせていただきました。
そしたらありがたいことに、
励ましの言葉と、注文もいただきました。
第7号励ましの便り.pdf

ありがとうございます。
また、これで頑張れる気がします。

��シャツですが、なかなかのデザインです?手(チョキ)
自画自賛気味ですが、
何より数量限定で、
今回に限り、1枚1,000円(送料込)です。
これに袖を通すと、あら不思議、
正真正銘の明戸人になれます。

描いてあるロゴは、
「幻の駅 セピアロマン明戸宿」です。電車
意味はというと、
三陸鉄道が開業する際に、
セピアロマン明戸宿という駅名で、
明戸に駅を設置の話があったとか。
結局、実現はしなかったので、
幻の駅としました。
ご注文をお待ちしております。電話
(ブログの管理者でも、団長へでもOKです。)
明戸のロゴT_実寸2.pdf

実は、1,000円では製作費にも足りないのですが、バッド(下向き矢印)
このブログと、情報紙「おすぱらぐ」の読者の皆さんにだけ特別に!ぴかぴか(新しい)
(サイズは、120、S、M、Lです。)



2012年6月20日水曜日

子宝お母さん亡くなりました。

先週も地区内の方が亡くなったとお知らせしましたが、
昨日、最長老の根木地ミヨさんが95歳で亡くなられました。
生前は、温厚なお婆さんという印象で、
畑などで、いつも笑っている姿が思い出されます。
根木地さんには、子供が12人おり、
皆さんお元気です。(男5人?、女7人?)
12人も子供を育て上げるのは、
戦前、戦中、戦後と食料も豊富でない時代に、
苦労されただろうなと、若輩ながら感じ入るところです。

人が減ると、その亡くなった数以上に地区内が寂しくなる気がします。
心から、ご冥福をお祈りします。(合掌)
根木地ミヨ.JPG
(おすぱらぐ4号に掲載)

追伸
年を取ったせいか最近よく思います。
年長の方々の、お話し(いろいろな技、知恵)を、
聞いておけば、習っておけば良かった、
いやこれからそうしようと、
より強く思うこの頃です。
まだまだ、間に合いますよね。



2012年6月18日月曜日

緊張します。緊急地震速報!

今朝、午前5時32分。
携帯電話が「ブー・ブー・ブー・・」と小刻みに鳴りましたが、
何度聞いても、緊張する緊急地震速報です。携帯電話
幸い、地震も本村は震度2と、
周りの地域よりは揺れも小さく被害もありませんでした。
しかし、津波が来たらと考えると、
堤防も防潮林もない状態で、不安は募るばかりです。
まずは、素早く身支度を整えて少しでも高いところに逃げることを、
心がけなければならないと、感じたところです。exclamation×2


2012年6月17日日曜日

復興・復旧進んでいます!

復興・復旧に向けて工事や、
植栽など着実に進んでいるようです。
まず、明戸地区内の状況ですが、
先日、花を植えた県道のT字路付近の宮ノ下橋ですが、
復旧工事が終わり、工事看板なども撤去され、
スムーズにそして安全に通行できるようになりました。
P6161793.JPG
(きれいに復旧された宮ノ下橋)

また、そのすぐ近くにあった防潮林ですが、
今は、2本残った松(夫婦松)だけになっていましたが、
植栽が試験的にでしょうか、始まっています。
夫婦松の1本は、枯れてしまっているようですが、
防潮林のお蔭で、津波の被害も少なくて済んだと言われており、
地区の一人として、その木々に感謝するとともに、
早期に植栽をして欲しいと思っていましたので、よかったです。
本格的な植樹には、地区をあげて協力や参加をしたいと考えています。
P6161791.JPG
(いよいよ防潮林の再生スタート)

村内を視てみると、
復興道路である、三陸北縦貫道の尾肝要トンネルですが、
南側と北側の両方から掘り進められています。
P6161784.JPG
(南側入口)
P6161785.JPG
(岩など運び出す大型ダンプカー)
P6161788.JPG
(北側入口)
P6161787.JPG
(北側出口から北に延びる工事中の道路)

でも、日本の工事技術は凄いですね。
両方から掘り進んでもずれることなく合致、繋がるのですよね。
完成すれば、国道45号の一番の難所が解消され、
安心して通行することができるようになります。





2012年6月13日水曜日

岩手県認定の「食の匠」亡くなりました。

今から十数年前に岩手県が主導し、
地域の郷土料理の伝承者を「食の匠」として認定していました。
本村でも2人の方が認定されていましたが、
その1人は明戸地区の中村スヲさんです。
ジャガイモの粉をこねて丸く平らなお団子状にして、
小豆と一緒にお汁粉のように煮た「芋だんす」で、
以前開催していた「あけと土曜市」や、
青空市などのイベントで実践販売していました。
名前から、芋のダンス?ってどんなの?
と興味とともにお客様が集まっていたのを思い出します。

その中村さんが9日に病気のため亡くなられ、
11日火葬、そして今日13日、葬儀が行われました。
葬儀は、ここで生まれ、ここで生活し、ここで亡くなったのだから、
少しでも明戸らしく送りたいという遺族の意向もあり自宅葬で、
告別式のあと、葬列(70人程)を組んで墓地まで行きました。
数年前までは、地区総出で、葬列用に造花を作っていましたが、
時代の変化、生活体系・様式の変化、高齢化などで出来なくなりつつあります。
葬列はというと、
火縄、先灯籠、花籠・・・・・後灯籠と続きますが、
参列していただいた方々の持ち物を決めるのが、
昔から、結構気を使うし、一苦労なところもあります。
故人の親戚(本家、従兄、配偶者の関係)などのほか、
近所や友達、仕事関係など、
あちらも立てながらこちらも立てるというような感じです。
ま、葬列の読みあげの前に「不手際は、故人に免じて・・・」と、
お断りはするのですが。

中村さんは、生前は元気で明るく、郷土料理のほか、
踊り(大黒舞やマドロス)など、
自己流といいながら、自前衣装で本格的な感じで、
歳末助けあいの演芸会や地区のお祭りなどに出演して、
盛り上げていただきました。
P2090149.JPG
(在りし日の中村スヲさん)

享年74歳でした。
心から、ご冥福をお祈りいたします。(合掌)


2012年6月8日金曜日

今年は一味違う、ちゃっこいオアシス。

去年、震災があり荒涼なったところに、少しでも通る人の心を和ませたいと、
県道脇の元花壇だったところに、プランターに花を植え、
ちゃっこいオアシスを作りました。
「今年もやんべ」ということになり、
数日前に事前準備を行い、今日花を植えました。
津波で、道路の縁石もなく、
まして花壇だったとは誰も思わない場所。
すぐ横を復興関係の工事車両が、
引っ切り無しに走っているところです。
DSCN2570.jpg
(すぐ目の前の魚センター跡は、トンネル土砂の仮置き場です)

前回と違う点は、
購入したプランターを大きくしましたが、
それより、手作りプランターが多く登場したことです。
コンクリートで作ったもの、
タイヤとホイールのもの、
そして、木の根をくり抜いて作ったもの。
凝りだすと止まらない方々。ひらめき
それぞれ技を使い、
焼き色を入れたりと、
本業の傍ら、よくこの1日、2日で時間を見つけて作ったなと、
感心しきりでした。目
P6051779.JPG
(事前準備で自家製プランターに土を入れました)
DSCN2559.jpg
(今日登場。表面をバーナーで焼いて風合いを出しています)
DSCN2571.jpg
(木で作ったものは全部で5個、そのうちの3個)

DSCN2567.jpg
(並べるとこんな感じです!)

そのほか昨年と違ったのは、
花植えや草取りを、震災前のように班回りの担当に戻し、
自治会の取組にしたことです。(昨年は、応援団事業でした。)
植えるのは2班(ながはん)、次回から草取りは、1班(かみのはん)、3班(しものはん)、
そして2班と順繰りに回ります。
今日の作業は、午後5時からの予定でしたが、
4時半では既に終了していました。
来たら、あれれ・・・?がく〜(落胆した顔)
遅れたわけではないはずなのですが、明戸時間は早いようです。
DSCN2562.jpg
(2班の植え方職人)

何はともあれ無事に終了。手(チョキ)
綺麗に咲いて、楽しませて欲しいものです。
花を見て、怒る(ごせをやく)人はいないですから。わーい(嬉しい顔)



2012年6月5日火曜日

初夏の匂いがしてきました!

今年も、もう?まだ?6月です。
雨も少なく天気は安定しているように思いますが、
気温があまり上がらない感じです。
近年、ヤマセは強くなかったのですが、
今年は来るような予感(私のはっけおき)ですけど。

そんな中、畑でも海でも初夏の産物の収穫期になっています。
まず、畑は、ブロッコリーの収穫が始まります。
P6021771.JPG
(もう少し大きくなると収穫のブロッコリー)

収穫と言っても、良い品質を保ったまま食卓に届けるため、
工夫や努力が行われており、
結構経費もかかるようです。
P6021774.JPG
(このハッポウの山?に、氷と一緒に入れて市場に出荷)

また、海では、天然わかめの口開け(解禁日)で、
明戸では、道合さんと小野さんが出漁し、
選別作業に追われていました。
盛んなころは、明戸の半数以上の家で出漁していましたが、
養殖技術の向上や、生活、職業形態の変化などで少なくなってしまいました。
P6051782.JPG
(今日も大漁のようです)

わかめを収穫する道具は、
竹の先に付けた鎌で行います。
岩場に生えているわかめを刈り、
流されないように上手く掬い船に引き揚げる、
職人作業です。
P6051783.JPG
(わかめ用の鎌)

わかめと言えば、その昔(昭和40年代)までは、
明戸浜などを各漁師毎に須賀分け(区画)をして、
そこにきれいに並べて天日乾燥させていました。
夏だったことから、夕立ち(雷雨)があり、
一斉に走って行って倉庫に取りこんだものです。

学校でも教材費に充てるため、「学校わかめ」と称して、
高学年が浜の収穫作業を行ったりしました。
何しろ、羅賀小学校の校歌には、
「永久に尽きせぬ、海の幸。
 岩手わかめの、名も高く・・・」
との一節があるぐらいですから。