明戸では、寒い時期から春先にかけてが多く行われています。
昔のように、豆を煮て潰し、
それを玉にして軒先やひさしの下にわら縄でつるして、
空気中の天然酵母を呼び込み、
その後、桶で熟成発酵というお宅は無くなったようです。
今は、麹を作り、
潰した豆と発酵させる麹味噌が主流のようです。
(麹づくりは冬。地区のご婦人方が出資して購入した機械です。(名前が見えますか?))
その、麹味噌作りに、
男性のみ(講師の役のおばーやんが一人いました)で挑戦。
前日に明戸産大豆を地区内の方から調達し、
水に浸した(明戸では:うるがした)その量は!
初心者が作るには、何と、多い、多い、3斗(10升×3)。
(前日に水に浸した(うるがした)豆)
2斗入れの樽を3樽用意したのですが間に合わず、
もう1樽用意して何とか仕込みました。
その4樽の一つは、
今年復旧したばかりの「机浜番屋群」の、
直火で製塩で作られた塩を使い仕込み。
まさしく、地元産原料100パーセントの、
おいしい味噌になる見込みです。
(宝くじ助成の鍋で、豆を煮ま~す。)
(鍋がクツクツ湧いて、豆が踊っています。)
(潰した豆を食べたら、子供のころを思い出しました。栗の味・・)
(田野畑・机浜産の直火製法の塩。舐めると、甘い感じがします。)
(塩と麹を潰して冷ました豆に混ぜます。)
(樽に入れて、川から拾った石を重しにして、秋まで待ちます。)
「こんな味だったか?栗味がする!」
そこで誰かが、「胡桃味(くるび味)でね~が?」
などと言いながらお昼も食べずの作業でした。
しかし当初の文責者の見込みでは、
9時からはじめても、
お昼すぎには終了予定。
ところが、そんな甘い話ではなく、
夕方5時頃までかかってしまいました。
でも、楽しみは、
秋の収穫祭で食べることができるであろう?
味噌を使った料理の数々!
豆腐田楽に、
マツタケの味噌漬けに、
きゅうり(じうり)に付けて・・・?
貧弱な発想を広げています。
出来が良ければ、
地区の皆さんや、
我が情報誌「おすぱらぐ」の読者の皆さんにご賞味いただくことも、
あるかもしれません。
いずれ、「期待と不安が一つになって♪~」
楽しみです。
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