2012年9月9日日曜日

残っていた明戸特有の植物、そして堤防も決まりました!

日中は暑いものの、やはり9月。
その風は、8月までとは違い、秋色の様相です。
明戸は海からの風もくることから、特に感じるのかもしれません。
P9091899.JPG
(海からの風もさわやか。猛暑で大きな水たまりも干あがり気味)

海岸には、津波で流された、多分、防潮林の松の大木が数本。
一度沖に流され、時化で打ち上げられたようです。
P9091905.JPG
(波に洗われて、皮が剥げた松の木)

見つけました。
思わず「よがった~!!」
何かというと、明戸浜には震災前、浜ボウフという貴重な植物が砂浜いたるところに生えていました。
しかし、津波で流出し全滅だろうと、みんなで話していました。
ところが、何とあの大津波の中、一株、二株と数える程ですが、残っていました。
以前のように増えるよう、大切にしたいものです。
P9091909.JPG
(ひっそりと生き残っていた、浜ボウフ)

明戸浜から明戸の集落方面を、久しぶりに見上げてみました。
仮置きの土砂(手前)の、海岸寄りに堤防の機能も果たす県道が、
南北に真っすぐ出来る予定です。
その高さも海抜11mと、これまでの堤防の9mより高くなります。
P9091897.JPG
(仮置きの土砂も、道路や被災地の嵩上げに使われる、貴重な財産)
また、集落の手前にも第2線堤としてやはり道路と兼用の堤防が出来ます。
高さは、4m余りですが、海抜でみるとその3倍位になると思われます。
P9091910.JPG
(住宅の手前に第2線堤が造られます)

堤防が2重に出来ることにより、安心感が出てきますが、
まずは、1日も早く完成してもらうこと。
そして、なにより、油断することなく避難することですね。ひらめき




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