2012年9月2日日曜日

復興道路“尾肝要トンネル”急ピッチで工事中!

今日は、現在工事中の復興道路“尾肝要トンネル”の現場見学会があり、
100名以上の村民の方が参加しました。
トンネルの長さは、2,736mで、1日に、南北から6mずつ、計12m掘り進んでおり、
現在1,436mの掘削が完了しています。
DSCN3181[1]
(9/2現在の工事の進捗状況)

このトンネルの上は、通称‘閉伊坂峠’で、
仙台から青森の国道45号の中で、一番高い標高380mの急勾配の難所。
特に冬は雪や凍結による事故が多発する場所です。雪

今回の現場見学は北工区、こちらは802mの掘削が完了しているとのことですが、
日本の工事の技術力、安全性を見て、技術大国日本は、まだまだ健在だなと思いました。DSCN3151[1]
(入口から802m地点。この先に復興の未来が・・・)
DSCN3157[1]
(掘削機械、水を噴射しながら進めます。)
DSCN3176[1]
(掘削と合わせて、火薬で岩などを砕く。その見本です。ドッカ~ン爆弾)
DSCN3164[1]
(3.5㎥の土砂を前ですくって、横から積み込みのローダー)
DSCN3168[1]
(その足元のタイヤは滑らないうように、見たこともないチェーンが)
DSCN3171[1]
(掘削後、防水シートを全面に貼り、そこに30㎝~35㎝の厚さのコンクリートで仕上げます。)
DSCN3170[1]
(バスと比較すると、作業機械の大きさや、トンネルの広さがわかるかな?)
DSCN3173[1]
(見学の後は、出口まで歩きます。800m、物珍しさからか、意外と近いな~!)

このトンネルは、平成24年中に貫通し、
その後仕上げを行い、平成25年度には、開通の見込みです。
これを弾みに、復興道路全線の早期完成、
被災地の復活を期待するものですひらめき



0 コメント :

コメントを投稿