2012年4月13日金曜日

一歩ずつ着実に復興。

いつもは、明戸地区のことを中心に書いていますが、
今日は、少しだけ被災した地区の様子をお話します。

平井賀地区では、漁師の皆さんの仮設の倉庫と加工施設が完成を迎えつつあります。
これは、国の支援を受け建設されているもので、
仮設とはいうものの、コンクリートのしっかりした基礎と、
軽量鉄骨の骨組みで出来ており、耐久性のあるものです。
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��白い立派な長屋風の倉庫)

その倉庫からすぐ見える平井賀漁港は、
荷揚場の修復が急ピッチで進められています。
ここは、ワカメや昆布、ウニやアワビの水揚げの場所となる重要なところであると共に、
例年7月の港祭りのメイン会場です。
今年の夏は2年ぶりで開催されるのか?
楽しみです。
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��整備が進めれれている荷揚場)

平井賀から南に行くと、島越地区です。
港の波よけ堤防の修繕もひと段落し、
船も安心して係留できる環境になりつつあります。
また、鮮度が命の魚には絶対必要な製氷施設も完成し、
漁師さんの心配もひとつずつ解消されています。
実はこの製氷施設の氷は、
私たちが、地域でイベントする際のかき氷や、
飲み物を冷やしたり、
農業で、ブロッコリーを出荷する際にも活用されています。
震災後は、氷の確保にも苦心しましたが、
これで、ホッとしています。
DSCN2313.jpg
��静粛さが戻った港内)

また、島越駅のあったところの向いの海岸には、
三陸北道路の尾肝要トンネルから出される岩や土が借り起きされており、
間もなくはじまる、土地の嵩上げや、三陸鉄道の盛土として利用されます。
DSCN2311.jpg
��何台ものダンプで運ばれてきます)


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